ザルツブルグ、ウイーン、プラハ旅日記

2006 Apr 29〜May 7

5日目 May3 ウイーン3 ウイーン美術史博物館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウイーン美術史博物館は、広くハプスブルグ帝国から絵画が集められ、その勢力範囲であったイタリア、オランダ、スペイン、ドイツから中世の素晴らしい作品が多く集められ、期待以上に充実したひと時をすごすことができました。時間の制約がなければ、ゆっくり半日過ごしてもいいところですが、、

 

         

ウイーンの王宮からリングシュトラーセ(環状線)をはさんで、美術史博物館、自然史博物館があります。2つの建物は同じ形をして向かい合っており真ん中にあるのが、、、

 

マリアテレジアの像です。

オーストリア繁栄の最盛期を築き、
16人もの子供をもうけた女帝で、
その末娘はルイ16世のお妃として、
フランス革命で断頭台の露となった
マリーアントワネット。

奥の建物が瘢で入る予定の
ミュージアムクオーター

自然史博物館、今回は
行く暇がありませんが、
ハルシュタットの遺跡から
発掘されたものとかあるそうです。

マリアテレジア広場は憩いの場

鳥さんにも好かれています。

 

 

 

下の写真
中に入るとまず階段をあがり2階へ。

「王女マルガリータ」
ベラスケスが描いたフェリペ4世
の奥さんになるマルガリータ王女は
全部で5作あります。一番有名なのは
スペインのプラド美術館にある
ラス・メニーナス」です。

 

 

 

WebMUseum,Parisの絵画のページに
リンクしています。

 

ラファエロの「草原の聖母」、
ミケランジュロ、ダビンチと同じ
時期に活躍し、37歳で夭折した
天才の23歳の時の作品。
優しい聖母に癒されます。

 

ヴェロネーゼ(1528-88)「ルクレティア」
ヴェローナにいたのでそう呼ばれた。
ティッツアーノ後のベネチア画を
ティントレットと引っぱって行った人。

カナの婚礼」(ルーブル博物館)、
「ダビンチコード」でキリストとマグダラの
マリアとの結婚シーンとして取り上げ
られていました。(ネタばれすみません。)

ティツァーノが描いたルクレティア。
「ルクレティアと夫コラティヌス」です。
後で説明を読んでびっくり。

ローマ第七代の王(在位は前534-510)
タルクィニウス・スペルブスで、第六代の
王セルウィウス・トゥリウスの女婿となり,
王を殺害して王位に就いたが傲慢な性格
で人望を失い,息子がルクレティアを凌辱
した事件をきっかけとして追放され,
ローマは翌509年から共和制となった。

この絵は陵辱された復讐を夫に誓わせ、
自ら命を絶つシーンだそうです。
レンブラントも「ルクレティア」を
描いています。

「ヴィオレット」ティツァーノ(1488-1576)は、
ヴェネツィア派最大の画家です。

1545年から46年にかけてのローマ旅行
の折、ミケランジェロと論争をしたことは
有名です。二人の巨匠は相反する芸術
観を抱いていました。ミケランジェロが
線描と人体表現に重きを置いたのに対し、
ティツィアーノは何より優先すべきは色彩
であると主張したのです。若き日の画家
の、このみずみずしい色彩表現を見る時、
すでに彼がみずからの進むべき道を見据
えていたことが感じられます。

参考:ティッツァーノの「懺悔するマグダラのマリア

参考文献:西洋美術史(カラー版)
       高階秀爾監修  
       美術出版社 (1990出版)

 

 

ブリューゲル(1525-1569は
オランダのフランドルの画家です。

「バベルの塔」です。神の怒りにふれて
天を目指していた塔は瓦礫の山になって
しまう塔のお話には、人間の思い上がりや
愚かさへの批判が込められているわけで
すが、ブリューゲルの興味はむしろ、その
構築物や工事のさまざまな様子、天を目
指している人々を明るく描いています。

模写をしている人が、、
なかなか上手ですね。

「雪中の狩人」も代表作で、猟を終えた
猟師たちが、いま猟犬を連れて家路に
着こうとしています。

遠景は働く人々や遊びまわる子供たちの
存在が暖かく、幸せな気持ちにして
くれます。

これもブリューゲルの代表作のひとつ
「農民の婚礼」です。
アンチボルトの絵です。
野菜や果物で人の顔を描く画家で、
ハプスブルグ皇帝、ルドルフ2世の
お気に入りの画家だったそうです。
どこがお気に入りだったのか、
わかりません。

テニエール(1610-1690)という
オランダの画家の作品です。

ブリュッセルにいる絵画コレクターの
家の絵です。

ルーベンスは1577-1640、
バロック期のフランドルの画家です。

ルーベンスと言えばベルギーの
フランダースの犬でネロが死ぬ前に
見た荘厳な絵(キリスト降架)の作者が
ルーベンスだったのは知っていたので、
名前を見ただけで独特に響きがあります。


この絵は5mくらいある
大きな絵なのですが、

ちょっと、こわすぎます。

女の人もあれ〜!
裁きを受けたのでしょうか?

悪いことをした人は地獄に
堕ちてしまうところが仏教と
キリスト教の違うところかな〜?
ちゃいます?

これもルーベンスの特大画です。

フェルメールの絵画芸術、ガイドブックにあると書いている部屋になくて探し回ってやっと見つけました。何気ない日常も、輝かしい永遠の場に変えてしまう魔法の絵筆を持っている不思議な画家、フェルメールの作品は、ルーブルの「レースを編む女」に次いで2作目が見れたので、それだけでも見に来たかいがありました。

いつか映画のタイトルにもなった「真珠のピアスをした少女」を見に行きたいです。

クリムトの壁画を見るのが
もうひとつの目的でしたが、、、
アーチの上にある絵がそうかぁ。
円熟期には前衛、抽象的になりますが、
若い頃は精巧な、しかも優しい絵を
描いていたのですね。
ウイーンの夜は静かです。
この絵と下の絵が
よく本などに出ています。
ピンボケなのが悲しい。
 

クリムトを訪ねて、今から
レオポルド美術館とヴェルヴェデーレ
宮殿のギャラリーに行きます。